人間ですから毎日支出を繰り返して生活をしています。
今回は支出のお話しをしましょう。
支出には三種類の支出があるという記事を以前、書きました。
今回はこれに時系列を加えたお話しをしたいと思います。
一つは単発的支出で、二つ目は継続的支出です。
単発的支出はその場で終わるのでまだ、マシなのですが、継続的支出は生活に大きな影響を及ぼします。
例えば、ペット。
猫を購入するのにいくらくらいお金がかかるでしょうか?
もちろん種類によって違うのでしょうが、とにかく調べないと話が進みませんので調査をしてみました。
5~40万円程度かかるそうです。
高い猫は、スコティッシュフォールドという猫だそうで、45万円もするそうです。
↓この猫ちゃんです。
耳が潰れていて愛くるしいですね。
他にも高価な猫はいますが、猫の紹介コーナーではないので止めておきます。
さて、猫を購入した際にお金を支払うことになりますが、これは単発的支出です。
しかし問題は、この猫を飼う事による単発的支出もさることながら、継続的支出のほうです。
猫が大人になるまでは、1日3回ご飯を食べるのだそうです。
大人になってからは1日2回。
キャットフードがメインとなると思いますが、調べた所、2kgで5,000円程度になるそうです。
私が調べた所、安いキャットフードもあるそうですが、死骸を使ったものや、病気、内臓やくず肉・骨、時にはクチバシなどを油分を取りすりつぶしたもの等が入っているものが数多く出回っているそうです。
我が子にそんな危険なものを食べさせるはずもないので、2㎏で5,000円としましょう。
キャットフード代が分かったところで、今度は一日どれくらい食べるのか?という点。
こちらも調べてみました。
1回当たり80g程度食べるそうです。
1日2回で160g、1か月で4.8kg
安全なエサをあげたとするとエサ代で月間12,000円かかります。
仮に10年生きたとして計算すると144万円かかる計算です。
猫は外に遊びに行ってしまうので、去勢、避妊手術が必要ですね。
オスで2万円程度、メスで4万円程度かかるそうです。
予防接種が毎年1万円、猫砂が毎月1,000円程度という所でした。
さて、結果発表です。
45万円の単発支出をした結果、10年間で169万円もの費用がかかる計算です。
毎月1.4万円。
猫という価値を手に入れたがために、毎月平均1.4万円の支出が確定してしまうのです。
他の記事でも触れますが、何かを手に入れることにより、継続的に支出をしなければいけないということは、現時点で将来の収入を使いみちを決めてしまった。
という事になります。
将来得られる収入は、自分が健康で、会社の状態も変わらず、社会の情勢も変わらないという全てが今と同じ通りに行って初めて手に入る収入です。
もし、何かしらのアクシデントが発生した場合は、アテにしていた収入を得ることはできません。
そういう意味で言うと、携帯電話も車も同じ要素がある支出ということです。
支出をする時に、その支出がどれだけ続くのか、払っていけるのか?それだけの価値があるのか?という事を意識して思考すると、無駄な出費が抑えられます。
無駄な出費が減れば減る分だけ、貯えは増えていきます。
明るい未来を実現するために、お金の意識を少しだけチェンジしてみてはいかがでしょうか?
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