なぜ部屋が汚いとお金が貯まらないのか?
部屋を片付けることができないという人は、「コントロール」が苦手な人です。
結論から書くようですが、人生の全てはコントロールなのです。
学生の時に勉強するのも、結婚するのも、子供を育ているのも、仕事をするのも、お金を貯めるのも全てはコントール。
部屋のあちこちに物が散乱している状態というのは、自分の所有物がたくさんありすぎてコントロールできてない状態と言えます。
何がどこにあるのか分からないと、物を探すのに時間がかかり、約束の時間に間に合わない事も間々あります。
焦って行動するので、心の余裕がなくなるためミスも頻発します。
実務経験上、モノを片付ける事が苦手な人は、お金をコントロールするのも苦手であることが多いなと感じます。
片付けるとお金が貯まる理由
中には、「家を片付けてもお金なんて貯まらないよ!」とおっしゃる方もいるかと思います。
モノを片付けるとなぜお金が貯まるのか解説したいと思います。
人間が生活する上で、最低限必要なものがあります。
衣服やカバン他多数ありますね。
モノが室内にあふれているということは、過剰なモノが存在するという事になります。
ここで考えてみていただきたいことがあります。
モノを置くスペースのコスト
ほとんどの方が持っていない視点を先に書きます。
モノを置くために、家賃や住宅ローンをどれだけ払っているでしょうか?という視点です。
例えば、60㎡のマンションに住んでいるとしましょう。
住居費(家賃、住宅ローン)の支払いは毎月10万円です。
ということは、1m四方のコストは月額1,667円です。年間20,004円。
1年に1度使うモノを置くスペースが1m四方とすると、年間20,004円ものコストがかかる計算になります。
モノを減らす、片付ける事によって収納スペースを効率よく使うことができれば、住居費は減らすことができます。
これだけでも相当なコストカットになります。
当然の事ながら、住居の広さを削減できれば、光熱費も下がります。
部屋のスペースが減れば、掃除の手間が省けます。またモノが少ない部屋の方が掃除の手間が少なくなります。
部屋が狭ければ友達も来ませんので、無駄なお金も使わなくなります。
誰でも簡単に片づけることができる方法
片付けが大切なことは分かったけれど、どこから手を付けて良いのか分からない。という方のために、誰でも簡単に片づける方法について解説していきます。
まずは一か所から
一気に部屋の全部を片付けようとするのは、なかなか大変です。
筆者の経験でも、「やらなきゃ、やらなきゃと思っている内にいつの間にか時間だけが過ぎてしまって」というお話しをよく聞きます。
しかし、長年積み重なったモノが一瞬で片付くほうが無理があるというものです。
無理せず、「今回はココ」と決めて手を付けましょう。
究極の片付け
片付けるというと、収納グッズを買ったりする人がいますが、それはNGです。
収納グッズは確かに便利かもしれませんが、結局無駄なものを購入してしまうという弊害を持っています。
究極の片付けは「捨てる事」です。
使用頻度の少ないものは、どんどん捨てましょう。
「捨てる」と書きましたが、ただ捨てるのはモッタイナイと言うものです。
不用品をお金に替えるサービスがありますからしっかり活用したいものです。
不用品をお金に替えるには
●メルカリ
や
●BASE
というサービスがあります。
ここで売れないものは処分しましょう。
家庭ごみで捨てることができないものは廃棄業者に依頼するのですが、費用が高いので、各自治体で格安で処分できるサービスを確認してみることをお勧めします。
この時に意識として非常に大切なことをお伝えします。
最終的に不要なものにお金を出したということです。
もらったモノ以外、お金の多寡はあるにしても、お金を出して手に入れたものです。
それを捨てるということは、不用品をお金を出して購入したという事になります。
この意識が付くと、物欲が激減します。
ゴミを買う位なら要らない。という意識になるからです。