関東に住んでいる人なら、交通系ICカードと言えば、SuicaとPASMOですよね。
Suicaは全国的ですが、比較してみたいと思います。
電車やバスに乗る為のカードとしては、二つのカードに優劣はありません。。
となると、申込のしやすかったりデザインの好みでカードを選んでしまいがちですが、ちょっと待ってください。
同じ目的を果たせるのなら、1円でも得なカードを作って使い倒すのがお金の賢者というものです。
では、SuicaとPASMO作るならどっちがお得なのか?
解説していきましょう。
運営会社
Suica:JR東日本。
PASMO:鉄道11事業者他
事業団体が違うので一応書きましたが、運営会社の違いは気にする事は全くありません。
モバイル版
Suica:あり
PASMO:なし
ということで、この点は圧倒的にSuicaの勝利ですね。
オートチャージ対決
Suicaもpasmoもデポジット系のカードです。
デポジットカードの最大の欠点は、チャージをしないと使えない。という点ですよね。
改札機で残高が足りずに扉が閉まってしまった経験は誰にでもあるかと思いますが、オートチャージをしている人からすると、残高不足で扉が閉まってしまう人は、「残念な人」と感じてしまいます。
このチャージですが、現金でチャージをしている人は損をしています。
交通系ICカードは、オートチャージを設定してクレジットカードからチャージするのが賢者の知恵です。
現金でチャージしても1円の特にもなりませんが、クレカでチャージするとポイントが付きますからね。
そのオートチャージ。
昔のPASMOはオートチャージができなかったので非常に不便でしたが、現在はSuicaもPASMOもオートチャージができるようになりました。
例えば残高が3,000円未満になったら1万円チャージ。という設定ができます。
オートチャージ対応クレジットカード
では次に、オートチャージができるクレジットカードの種類を見ていきたいと思います。
Suica:ビューカード系クレジットカード
PASMO:パスタウンカード、小田急、京王、京急、相鉄、京成、西武、東急、東武、メトロ、横浜交通
SuicaはJRなので基本1社ですが、提携ビューカードが数種類あります。
PASMOは、鉄道11事業者だけあって複数のカードがあります。
付与されるポイント
今度は、1,000円チャージした時に付与されるポイントで比較してみます。
この点は非常に大きなウエイトを占めますので、重要です。
Suica:15円
PASMO:5円程度(会社による)
付与されるポイントは、圧倒的にSuicaが有利です。
このことから交通系ICカードはSuica一択であることが分ります。
クレカ年会費
せっかくポイントがたまっても年会費が高いのでは全く意味がありません。
気になる年会費も触れておきます。
【Suica】ビューカード:年477円但しweb明細で実質無料
【PASMO】各社規定による1,000円~2,000円程度。
年会費でもSuicaが有利ですね。
PASMOの利用方法
交通系ICカードを使う上では、Suicaが1強なのですが、私鉄系クレジットカードには別のメリットがあります。
どういう事かと言うと、私鉄系クレジットカードは、その沿線にあるデパートでのポイントが付くというメリットがあるからです。
例えば、TOKYU POINTは1ポイント1円として10ポイント単位でPASMOにチャージすることができます。
※小田急OPカードはポイントをPASMOにチャージすることはできませんでした。
その為、東急で買い物をする頻度が高いなら、買い物で貯めたTOKYU POINTをPASMOにチャージして使うという方法があります。
但し、電車に乗るという点では、Suicaが有利ですので、PASMOは電車に乗るために使うのではなく普段の買い物で使うことがオススメです。
その為、PASMOにはオートチャージを付ける必要がありません。
ビューカードその他のメリット
調べていて初めてしったのですが、以外なメリットがあったのでご紹介します。
●BIG ECHO(ビッグエコー)
・「一般料金よりルーム料金30%OFF」
・「ドリンクバー付・飲み放題コース お会計総額より10%OFF」
●SHIDAX(シダックス)
・「ルーム料金」、または歌い放題の「フリータイム」、または歌い放題プラス飲み放題の「フリフリプラン」を20%割引
・コースのお食事とルーム料金がセットになった「宴会コース」を5%割引
・毎週月曜日は「ルーム料金」を30%割引
※その他のビューカード特典はこちら
ビューカードの中で一番お得なのは?
交通系ICカードは、PASMOよりもSuicaを作る方がメリットがあることは分かりました。
今度は、どうせSuicaにチャージするなら、どのクレジットカードが一番お得なのか?という事です。
ビュースイカカード
ベーシックなビューカードです。
年会費477円(税抜)ですがが、ウェブ明細で600ポイント付与されますので、無料以下です。
定期対応。
JREビューカード
メリットは駅ビルで3.5%ポイントが付与される点です。
年会費477円(税抜)
定期対応。
ビックカメラビューカード
ビックカメラを使わない人にもオススメのカード。
ビックカメラ利用で10%と聞くと、ビックカメラを使わないしな。と思うかもしれませんが、ビックカメラ以外の買い物でも1%還元される隠れた高還元率カード。
年会費477円(税抜)
1年に1回以上カード利用で年会費無料。
つまり、1回でもチャージをするか、コンビニで1本コーヒーを買ってもOK。
ルミネカード
ルミネでの買い物が全て5%オフとなります。
年会費は953円(税抜)
2年目以降の年会費無料特典はなし。
定期対応。
JALビューカード
年会費2,000円(税抜)
※年齢制限のあるビューカード、ゴールドカードは記載していません。
※全てのビューカードの一覧表はこちら
筆者の結論
筆者としてはSuicaがやはりオススメです。
suicaを使うためにチャージができるクレジットカードは必須ですが、数ある℠uicaチャージ対応クレカの中でも一番は、ビックカメラSuicaカードです。
またビューカードのウェブ明細で年間600ポイントはビックカメラSuicaカードでも有効です。
1回でも使うと年会費無料に加えて、年間600ポイント受け取ることができますので、非常にメリット多いですね。